「本記事のイラスト・画像はオリジナル制作です」
🐾 犬の後ろ足ケアとリハビリ|筋力低下の原因と家庭でできる対策
犬は年齢を重ねると、後ろ足から筋力が落ちやすいといわれています。
実際、犬は 前足に7割、後ろ足に3割の体重をかけている ため、
後ろ足の筋肉は衰えやすく、放置すると歩きにくさや転倒につながります 。
「最近、散歩で踏ん張れない」「立ち上がるのに時間がかかる」
そんな小さな変化は、後ろ足の筋力低下のサインかもしれません。
この記事では、
後ろ足が弱る原因・チェック方法・家庭でできるケア・リハビリ・注意点 を
やさしく、わかりやすくまとめました。
🟢 1. 犬の後ろ足が弱りやすい理由
後ろ足は、犬の体を支えるうえでとても重要な部位です。
しかし、以下の理由で衰えやすい傾向があります。

✔ ① 体重のかかり方のバランス
犬は前足に多くの体重をかけるため、後ろ足の筋肉が使われにくく、
加齢とともに筋力低下が起こりやすい とされています 。
✔ ② 加齢による筋力低下
シニア期に入ると、筋肉量が自然に減少します。
特に後ろ足は衰えが目立ちやすく、歩行の安定性が低下します。
✔ ③ 生活環境の影響
- 滑りやすい床
- 運動不足
- 段差の多い環境
これらは後ろ足に負担をかけ、弱りやすくする要因です。
🟢 2. 後ろ足の筋力低下をチェックする方法
後ろ足の状態を知ることは、ケアの第一歩です。
✔ ① バランスチェック
4本の足を順番に軽く持ち上げ、反発する力を確認します。
簡単に持ち上がる足は筋力が弱っている可能性 があります 。
✔ ② ふくらはぎのハリ
後ろ足のかかとの少し上を触り、
パンパンに張っている場合は、もも裏の筋肉が弱っているサインです。
✔ ③ 歩き方のクセ
- 後ろ足がO脚ぎみ
- 歩幅が狭い
- 後ろ足が外側に流れる
これらは筋力低下の兆候として知られています。
🟢 3. 家庭でできる後ろ足ケア(ストレッチ編)
ストレッチは、筋肉をほぐし、関節の可動域を広げる効果があります。

✔ ① 足首ストレッチ
足首をゆっくり曲げ伸ばしし、
3秒かけて曲げる → 3秒かけて伸ばす を5回ほど繰り返します 。
✔ ② 抵抗運動ストレッチ
犬が足を引っ込める反応を利用し、
ひざを軽く押して後ろに伸ばし、戻す動きを繰り返します。
✔ ③ 温めてから行うと効果UP
筋肉が冷えていると痛みが出やすいため、
ホットタオルで下半身を温めてから行うと効果が高まる とされています 。
🟢 4. 家庭でできる後ろ足リハビリ(筋トレ編)
筋トレは、後ろ足の筋力を維持・向上させるために欠かせません。
✔ ① スクワット(おすわり→立つ)
「おすわり」と「立つ」をゆっくり繰り返すだけで、
後ろ足の筋肉をしっかり使うことができます 。
✔ ② タオルまたぎ(丸太またぎ)
丸めたタオルを数本置き、その上をゆっくり歩かせます。
後ろ足を高く上げる動きが自然にでき、筋力アップに効果的です。
✔ ③ 足くぐり
飼い主の膝の下をくぐらせる動きは、
股関節の柔軟性と後ろ足の筋力を同時に鍛えられます。
✔ ④ バランスボード
後ろ足をボードに乗せてバランスを取ることで、
体幹と後ろ足の筋肉を同時に鍛えられます 。
✔ ⑤ 水中ウォーキング
関節への負担が少なく、
シニア犬でも安全に後ろ足を鍛えられるリハビリ方法です。
🟢 5. 日常生活でできる後ろ足ケア
✔ ① 滑り止めマットを敷く
フローリングは転倒の原因になります。
滑りにくいマットを敷くことで、後ろ足の負担を軽減できます。
✔ ② 段差を減らす
ソファやベッドに上り下りする際の負担を減らすため、
ステップやスロープを活用しましょう。
✔ ③ 体重管理
肥満は後ろ足に大きな負担をかけます。
適正体重を維持することが、後ろ足ケアの基本です。

🟢 6. リハビリを行う際の注意点
- 痛がる様子があればすぐ中止
- 持病がある場合は獣医師に相談
- ウォームアップをしてから行う
- 頻度は週2〜3回、10〜15分を目安に
- 無理をさせない(特にシニア犬)
安全に続けることが、何より大切です。
🟢 7. まとめ:後ろ足ケアは“今日からできる小さな習慣”
後ろ足は、犬の健康と生活の質を支える大切な部位です。
筋力低下はゆっくり進むため、
気づいたときに始めるケアが、未来の安心につながります。
- ストレッチでほぐす
- 筋トレで鍛える
- 生活環境を整える
- 無理のないペースで続ける

本記事の内容は、獣医師監修の専門資料や動物病院の公開情報を参考に、 家庭で実践しやすい形でまとめています。
関連記事:



コメント