うちの子がくれたもの──感情の変化と気づき
犬と暮らす中で、私たちは喜びだけでなく、迷いや不安、そして深い学びを経験します。
「うちの子がくれたもの」は、単なる思い出ではなく、人生の価値観を変えるほどの力を持っています。
この記事では、私自身がうちの子たちから受け取った感情の変化を、同じように愛犬を大切に思う方へ向けて綴りました。
1. 喜びから「感謝」へ
- 迎えたばかりの頃は、ただただ「かわいい」「楽しい」という喜びが中心でした。
- しかし一緒に過ごす時間が増えるほど、存在そのものに「感謝」を覚えるようになりました。
- うちの子がそばにいるだけで、心が穏やかになったのです。
仕事で疲れて帰った日、玄関でしっぽを振って迎えてくれる姿。 その瞬間、「この子がいてくれるだけで救われる」と感じたことを今でも覚えています。 喜びはやがて、静かで深い“感謝”へと変わっていきました。

2頭の犬と飼い主(画像出典―readyfor)
2. 不安から「信頼」へ
- 病気やケガのとき、私は不安でいっぱいでした。
- しかし、うちの子はいつも私を信じて身を委ねてくれた。
- その姿に「信頼される責任」と「信頼を返す勇気」を学びました。
治療はインスリン注射しかありませんでした。 「愛犬の皮膚に針を刺すなんて、とてもできない」──最初はそう思いました。 それでも、うちの子は逃げることも嫌がることもせず、ただ静かに私を見つめてくれた。 その目に「大丈夫だよ」と言われているようで、私自身も強くなれました。 その日から毎日欠かさず注射と定期検診。
一喜一憂しながらも、信頼でつながった日々でした。
不安はやがて「信頼」へと変わり、 「この子を守るのは自分だ」という強い覚悟が生まれました。
3. 別れから「気づき」へ
最期の瞬間は深い悲しみでした。
「今日かもしれない」と思ったその夜、添い寝していた兄犬は静かに虹の橋を渡りました。
朝日が差し込むケージの空虚さに胸が締めつけられましたが、
妹犬がそばにいてくれたことで救われました。
兄犬との別れを通して、私は「命の有限さ」と「今を大切にすること」に気づきました。
妹犬との日々は兄犬の分まで大切にしようと思いましたが、
妹犬も数年後に兄犬のもとへ旅立っていきました。
うちの子たちが残してくれたものは、悲しみだけではありません。
「生きる意味」や「時間の尊さ」を教えてくれたのです。
色あせた年月が流れ、気づけば十数年──
「何をしていたんだろう」と思うほど、彼らの存在は大きなものでした。

「画像:オリジナル制作」
| 当初の感情 | 変化した感情 | 気づき | 事例 |
|---|---|---|---|
| 喜び | 感謝 | 存在そのものが心を癒す | 玄関で迎えてくれる姿 |
| 不安 | 信頼 | 信頼される責任と勇気 | 診察台で私を見つめ続けた目 |
| 悲しみ | 気づき | 命の有限さと今を大切にすること | 眠るように旅立った夜 |
| 愛情 | 新しい視点 | 保護犬を迎える未来への選択 | 写真の中の優しい瞳 |
4. 保護犬への視線の変化
- うちの子との経験を経て、「次に迎えるなら保護犬に」と思うようになりました。
- 命を迎える責任を、より丁寧に果たしたいという気持ちが芽生えたのです。
保護犬は過去に傷ついた経験を持つ子もいますが、 うちの子たちが教えてくれた“信頼の育て方”があれば、きっと大丈夫だと思えました。 これは、うちの子たちが私にくれた新しい視点でもあります。
5. まとめ:うちの子がくれたもの
別れは深い悲しみを伴いますが、同時に「今を大切にすること」を教えてくれました。
もっと散歩に行けばよかった、もっと抱きしめればよかった──そんな後悔もありました。
でも、その後悔が「次の命をより丁寧に守りたい」という前向きな気持ちに変わっていきました。
犬との暮らしは、心を育てる旅。 喜び、感謝、信頼、気づき──すべてがうちの子からの贈り物です。
今日、愛犬にできる小さなことは何でしょうか。 いつもより少し長く撫でる、ゆっくり散歩する、名前を呼んで目を合わせる── そんな小さな積み重ねが、かけがえのない時間になります。
読者の方の「うちの子がくれたもの」は何でしょう。 きっと素敵な贈り物ですね。
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