「当記事のイラスト・画像はオリジナル制作です」
🐾 犬のお口トラブルとケア──毎日の小さな習慣で守れる健康
犬のお口は、食べる・噛むだけでなく、体全体の健康と深くつながっています。
「最近口が臭う気がする」
「よだれが増えた」
「硬いものを噛まなくなった」
そんな小さな変化は、お口トラブルのサインかもしれません。
犬は自分で歯を磨くことができないため、
お口の健康は飼い主さんのケアに大きく左右されます。
この記事では、
犬のお口トラブルのサイン、原因、家庭でできるケア、受診の目安をやさしくまとめました。
🦷 1. 犬のお口トラブルで見られる主なサイン
✔ 1-1. 口臭が強くなる
もっとも気づきやすいサインです。
歯垢・歯石の蓄積、歯周病、口内炎などが原因になります。
「口臭は歯周病だけでなく、体の不調が隠れていることもあります。
関連:
👉 『犬の皮膚トラブルのサイン』
✔ 1-2. 歯ぐきの赤み・腫れ
健康な歯ぐきは薄いピンク色。
赤み・腫れ・出血は炎症のサインです。
✔ 1-3. よだれが増える
口の中に痛みや違和感があると、よだれが増えることがあります。
✔ 1-4. 硬いものを噛まなくなる
歯がぐらついている、痛みがあるなどの可能性があります。

✔ 1-5. 片側だけで噛む
片側の歯に痛みがあると、反対側だけで噛むようになります。
✔ 1-6. 口を触られるのを嫌がる
痛みや不快感のサイン。
歯周病や口内炎が進行していることも。
「口の痛みがあると、顔まわりを触られるのを嫌がることがあります。」
関連:
👉 『犬の耳トラブルのサインとケア』
🐾 2. 犬のお口トラブルの主な原因
✔ 2-1. 歯垢・歯石の蓄積
犬は人よりも歯垢が歯石に変わるスピードが速く、3〜5日で歯石化すると言われています。
歯石は細菌の温床となり、歯周病の原因に。
✔ 2-2. 歯周病
犬の口腔トラブルで最も多い病気。
進行すると歯が抜けたり、顎の骨が溶けたりすることもあります。
初期は口臭や歯ぐきの赤み程度ですが、進行すると歯がぐらついたり、
痛みで食欲が落ちることもあります。原因は歯垢や歯石に含まれる細菌で、放置すると心臓や腎臓にも悪影響を及ぼすことがあります。予防には、毎日の歯磨きや定期的な歯石除去が大切です。
優しくケアすることで、愛犬の健康と笑顔を守れます。
✔ 2-3. 口内炎
歯石、外傷、免疫低下などで口内に炎症が起こる病気。
食欲低下の原因にも。
✔ 2-4. 乳歯遺残(小型犬に多い)
乳歯が残ったまま永久歯が生える状態。
歯並びが悪くなり、歯垢が溜まりやすくなります。
✔ 2-5. 歯の破折(歯が折れる)
硬すぎるおもちゃや骨が原因になることがあります。
🧴 3. 家庭でできるお口ケア
✔ 3-1. 歯みがき(最も効果的)
犬の口腔ケアの基本は、やさしい歯みがきです。
最初はガーゼから始め、慣れてきたら歯ブラシへ。
- 無理に押さえつけない
- 短時間で終わらせる
- ごほうびを使って「楽しい時間」にする

✔ 3-2. デンタルガム・おもちゃ
噛むことで歯垢を落とすサポートになります。
ただし、硬すぎるものは歯の破折の原因になるため注意。
✔ 3-3. 食事の工夫
ドライフードは歯垢がつきにくい傾向があります。
また、デンタルケア用フードも選択肢のひとつ。
✔ 3-4. 口の中を“見慣れる”習慣
毎日少しずつ口の中を見る習慣をつけると、
- 赤み
- 出血
- 歯石
- 口臭
などの変化に早く気づけます。
🐾 歯石除去が必要なサイン
- 口臭が強くなった
- 歯が黄色や茶色に変色
- 歯ぐきが赤く腫れている
- 食欲が落ちた、よだれが増えた
歯石除去は「見た目」だけでなく、
歯周病や心臓・腎臓疾患の予防にもつながる重要な処置とされています。
🐾 歯みがきが苦手な子へのやさしい工夫
歯みがきが苦手な子には、いきなり歯ブラシを口に入れるのではなく、
少しずつ慣れていくステップが大切です。
まずは口元に触れることから始め、触られても安心できるように練習します。
最初のうちは、ガーゼや指で軽く歯をなでるだけでも十分です。
無理に磨こうとせず、「触れるだけ」「口元に手を近づけるだけ」など、
犬が受け入れやすいところから始めましょう。
また、歯みがきの時間を“楽しい時間”にする工夫も効果的です。
- 歯みがきのあとにごほうびをあげる
- 好きなおもちゃと一緒に歯みがきする
- 飼い主さんが笑顔で声をかけながら行う
など、犬が「歯みがき=安心できる習慣」と感じられるように工夫します。
歯みがき用のペーストも、犬が好きな味(チキン・ミントなど)を選ぶと、
口に入れることへの抵抗が減ります。
大切なのは、完璧に磨こうとしすぎないこと。
毎日少しずつ
🏥 4. 動物病院を受診すべきサイン
以下の症状がある場合は、早めの受診が推奨されます。
- 強い口臭
- 歯ぐきの出血
- 歯がぐらつく
- 食欲が落ちる
- 片側だけで噛む
- 口を触ると強く嫌がる
- よだれが止まらない
- 顔が腫れている
歯周病は進行すると全身に影響を与え、
心臓・腎臓・肝臓などの病気と関連することもあります。

🐾 5. まとめ:お口ケアは“毎日の小さな積み重ね”
犬のお口トラブルは、
- 口臭
- 歯ぐきの赤み
- よだれ
- 噛み方の変化
など、日常の中で気づけるサインから始まります。
そして、歯みがきは最も効果的な予防法。
毎日の短いケアが、将来の大きなトラブルを防ぎます。
「お口の変化は、毎日の観察で早く気づけます。
皮膚・耳・目など、他の小さなサインも合わせてチェックしておくと安心です。」
👉 『犬の皮膚トラブルのサイン』
👉 『犬の耳トラブルのサインとケア』
👉 『犬の目のトラブルのサインとケア』
📚 参照元(検索結果に基づく)
「歯周病のサイン」→【2026年版】高齢犬の歯周病・口臭対策|歯周病サイン
「歯みがきの導入ステップ」→犬の歯磨きはなぜ必要?
※本記事は上記の公開情報を参考に、筆者がわかりやすく整理・要約したものです。


コメント