【犬の栄養】子犬・成犬・シニア犬の食事管理と与えてはいけない食材

健康
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「犬の健康は毎日の食事から」
愛犬が健康で家族とハッピーに暮らすためには、人間と同じように毎日の食事が大切になります。

・子犬のごはんは何を選べばいい?
・シニア犬の食欲が落ちてきた…
・総合栄養食って本当に安心?
・危険な食べ物を知りたい

そんな悩みに応えるために、この記事ではライフステージ別に理想のご飯と危険な食べ物を考えてみたいと思います。

ライフステージ別の食事管理

子犬期:消化器が未発達なので少量を複数回。栄養価の高い子犬用フードを使用。

うちの子の場合
歯が生えるまで、給与量をお湯でふやかし柔らかくしてから与えていました。
歯が生え変わる前ころから甘噛みが始まりますので放置すると噛み癖につながります。

成犬期:基本は1日2回。体質や活動量に合わせて選び、肥満防止に注意。

シニア期消化しやすいフードに切り替え、少量を複数回に分けても良い。
歯の弱りに合わせてふやかす工夫も。

高齢犬1日4〜5回に分けて少量ずつ。食欲が落ちたらウェットフードや介助も検討。


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総合栄養食の重要性

  • 総合栄養食はAAFCO基準に基づき、犬に必要な栄養素を網羅しています。

    AAFCO基準とは、ペットフードが「総合栄養食」として認められるための最低限の栄養基準を定めたものです。

    AAFCO(米国飼料検査官協会)は、犬や猫が健康を維持するために必要な栄養素の量をライフステージ別(子犬・成犬など)に設定しています。

    日本でも多くのメーカーが採用しており、パッケージに「AAFCO基準を満たす」と書かれていれば、そのフードと水だけで基本的な栄養が足りると考えられます。
    ただし、AAFCOは検査や認定を行う団体ではなく、あくまで「最低限の栄養基準」を示すものです。そのため、AAFCO基準を満たしていても原材料の質や安全性までは保証されないため、飼い主は成分表示や原材料も確認して選ぶことが大切です。

  • 基本的にはドッグフードだけで健康維持が可能とされています。

AAFCO犬用総合栄養食の最低基準(乾燥物基準, DMB) 「最低値=必須量」

栄養素 単位 子犬(成長期)最低値 成犬(維持期)最低値 備考
タンパク質 % 22.5以上 18.0以上 乾燥物基準
脂質 % 8.5以上 5.5以上 乾燥物基準
アルギニン % 1.00以上 0.51以上 必須アミノ酸
ヒスチジン % 0.44以上 0.19以上 必須アミノ酸
イソロイシン % 0.71以上 0.38以上 必須アミノ酸
ロイシン % 1.29以上 0.68以上 必須アミノ酸
リジン % 0.90以上 0.63以上 必須アミノ酸
メチオニン % 0.35以上 0.33以上 必須アミノ酸
メチオニン+シスチン % 0.70以上 0.65以上 含硫アミノ酸合計
フェニルアラニン % 0.83以上 0.45以上 必須アミノ酸
フェニルアラニン+チロシン % 1.30以上 0.74以上 芳香族アミノ酸合計
トレオニン % 1.04以上 0.48以上 必須アミノ酸
トリプトファン % 0.20以上 0.16以上 必須アミノ酸
バリン % 0.68以上 0.49以上 必須アミノ酸
リノール酸 % 1.3以上 1.1以上 必須脂肪酸
α-リノレン酸 % 0.08以上 子犬で最低値あり
EPA+DHA % 0.05以上 子犬で最低値あり
カルシウム % 1.2〜1.8 0.5〜1.8 上限は1.8%
リン % 1.0〜1.6 0.4〜1.6 Ca:P比は1:1〜2:1

出典 MERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN株式会社

トッピングは補助的に少量、食欲増進や嗜好性向上に活用。
過剰にすると偏食や栄養バランス崩壊のリスクになることもあります。

【保存版】
AAFCO基準:犬用総合栄養食(代表的ビタミン・ミネラル最低値)チェックリスト
☑ カルシウム:子犬 1.2%以上/成犬 0.5%以上
☑ リン:子犬 1.0%以上/成犬 0.4%以上
☑ ナトリウム:子犬 0.3%以上/成犬 0.08%以上
☑ 鉄:88mg/kg以上
☑ 亜鉛:88mg/kg以上
☑ ビタミンA:5000IU/kg以上
☑ ビタミンD:500IU/kg以上
☑ ビタミンE:50IU/kg以上
☑ ビタミンB群(B1, B2, B6, B12, ナイアシン, 葉酸, パントテン酸)最低値を満たすこと出典 MERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN株式会社
「手作り食について」
手作り食を取り入れる場合は、栄養バランスが偏りやすいため、
総合栄養食をベースに、トッピングとして少量加える方法が安心です。

「食事の切り替え方」
フードを切り替えるときは、急に変えるとお腹を壊すことがあります。
1週間ほどかけて、少しずつ新しいフードの割合を増やすと安心です。

「フード選びのポイント」

  • 原材料の最初に肉類が来ているか(良質なたんぱく質)
  • 添加物の少なさ
  • ライフステージに合っているか
  • 粒の大きさ
  • アレルギーの有無

シニア犬に特に必要な栄養素とは?

以下の5つは、シニア期の健康維持に特に重要な栄養素です。

  • ビタミンE:抗酸化作用で細胞の老化を防ぐ
  • 亜鉛:皮膚・被毛の健康維持、免疫力サポート
  • セレン:抗酸化作用、心臓や筋肉の健康維持
  • ビタミンC:抗酸化補助として積極活用(任意添加)
  • オメガ3脂肪酸(EPA・DHA):関節炎や認知機能低下の予防に

与えてはいけない食材

チョコレート、ぶどう、ネギ類、キシリトールなどは中毒の危険
トウモロコシの芯やアボカドの種など、消化できないものも危険。
•人間用加工肉
(ハム・ソーセージ)は塩分・添加物が多いため避ける。

ぶどう

ぶどうの皮は果肉よりも中毒の原因になる!

犬がぶどうを食べると、中毒症状により急性腎不全を引き起こす可能性があり、どの成分が中毒につながるのかは解明できておらず、現在も研究が進められています。

犬によっては重度の中毒になることが多いので管理に充分気をつけましょう。

「ぶどう」の中毒症状は、食べてから2〜5時間の間に現れることが多く、症状が出ていなくても、ぶどうを食べたことが発覚したら、すぐに病院に連絡し、獣医師の指示に従いましょう。

「ぶどう」による中毒症状の例
嘔吐や下痢 ・食欲不振 ・元気がない ・水をたくさん飲む ・お腹を痛がる
・尿量増加脱水

ネギ類

長ネギ、玉ねぎ、ニラ、などの 【症状:貧血、下痢、嘔吐など】

アリルプロピルジスルフィドという成分が赤血球を破壊するため。

加熱しても成分が分解されないので煮汁にも注意して下さい。
ニンニク、らっきょうなども同じです。

水分補給の工夫(特にシニア犬)

  • フードをふやかす、スープ仕立てにする、煮汁を混ぜるなどで摂取量を増やす。
  • 脱水の兆候(尿の色が濃い、目が乾いている)を観察する習慣をつける。
うちの子の場合
シニア期に入って、食用欲が落ちた時。フードを柔らかくし鶏ささみとゆで汁をミキサーにかけてトッピングしてあげると残さずに食べてくれました。

「シニア犬のための水分補給の工夫」

リビングや寝床の近くなど、複数の水飲み場を設置して、犬が飲みやすい環境を整えます。

噛む力が弱っている場合は、フードを柔らかくしてスープ仕立てにしたり煮汁を混ぜて食べやすくすることで、消化も良く水分も取れるのでおすすめです。

まとめ:「犬の健康は毎日の食事から」&水分補給も大切!

現在のドッグフードは、各メーカーがAAFCO基準に基づき日々改良され、ステージ別、犬種別など様々な優良フードが紹介されています。このページが愛犬にピッタリの「ごはん」さがしの参考になれば幸いです。


【参照元】
PAWTOPIA「犬の健康を守る栄養管理完全ガイド|年齢別の食事法と必須栄養素」
あらしん堂「犬のライフステージ別フード完全ガイド|子犬・成犬・シニア犬の栄養と食事管理のコツ」
ペットのいる暮らし「犬の年齢別に考える最適な食事と必要な栄養素」

※本記事は上記の公開情報を参考に、筆者がわかりやすく整理・要約したものです。

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