🐾 犬の基本トレーニングの必要性
「おすわり」「まて」は“安心の土台”
「当記事のイラストはオリジナル制作です」
「おすわり」「まて」などの基本トレーニングは、
ただの“しつけ”ではありません。
犬が安心して暮らすための 生活の言葉 であり、
飼い主との信頼関係を育てる コミュニケーションの土台 です。
特に保護犬にとっては、
“予測できる生活”が心の安定につながるため、
基本トレーニングはとても大切なステップになります。
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犬のストレスサインと家庭ケア
室内でできる犬の運動
1. 基本トレーニングは“安心できる生活”をつくる
犬は「次に何が起きるか分からない」状況が苦手です。
「おすわり」「まて」などの合図を理解できると、
- 飼い主の言葉が分かる
- 行動の順番が予測できる
- 自分の役割が理解できる
という状態になり、
生活そのものが安心できるものに変わります。
特に保護犬は、
“予測できる世界”が心の安定に直結します。
2. 危険から身を守るために必要
基本トレーニングは、
犬の命を守るためにも欠かせません。
■ こんな場面で役立つ
- 道路に飛び出しそうなとき → 「まて」で止まれる
- 興奮しているとき → 「おすわり」で落ち着ける
- 人や犬に会ったとき → 落ち着いた状態で挨拶できる
これらはすべて、
日常の危険を避けるための大切なスキル です。
うちの子の場合ある日、兄犬が後ろにいることに気づかず玄関を開けてしまい、「ビュン!」と飛び出しました。
とっさの「待て!」で止まってくれましたが、今でも思い出すと背筋がぞくっとします。
まさに基本トレーニングのおかげです。
その日から玄関にもゲートを設置し、二重の脱走防止を徹底しました。

3. ストレスを減らす“落ち着くスイッチ”になる
「おすわり」「まて」は、
犬にとって 心を落ち着かせるためのスイッチ になります。
- 興奮しすぎたとき
- 不安が強いとき
- 初めての場所に行ったとき
こうした場面で基本動作ができると、
犬は スッと気持ちを整えることができます。
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におい嗅ぎ散歩のすすめ
4. 飼い主との信頼関係が深まる
基本トレーニングは、
犬に「言葉が通じた!」という成功体験を与えます。

- 褒められる
- 分かり合える
- 一緒に何かを達成できる
これらが積み重なることで、
「この人と一緒なら安心」 という気持ちが育ちます。
特に保護犬にとっては、
信頼関係を築く大切なステップです。
5. 室内遊びやノーズワークとも相性が良い
基本トレーニングは、
室内運動やノーズワークと組み合わせると、
より効果的に犬の心と体を満たせます。
■ 例
- 「まて」→ ノーズワーク開始
- 「おすわり」→ おもちゃ遊びの合図
- 「よし」→ 探してゲームのスタート
こうした“合図のやり取り”が、
犬にとって楽しいコミュニケーションになります。
→ 関連:
室内でできる運動
ノーズワークマットの選び方
6. 保護犬にとっての基本トレーニングの意味
保護犬は、新しい環境に慣れるまで時間がかかります。
基本トレーニングは、
- 自分のペースでできる
- 成功体験が積みやすい
- 飼い主との信頼関係が育つ
- 不安が軽くなる
といったメリットがあり、
心の回復にもとても役立ちます。
→ 関連:保護犬を迎えた後の1か月ガイド
🐶 まとめ:基本トレーニングは“犬の安心の土台”
「おすわり」「まて」は、
ただのしつけではなく、
犬が安心して暮らすための“生活の言葉” です。
- 生活が予測できて安心
- 危険を避けられる
- ストレスが減る
- 飼い主との信頼関係が深まる
- 室内遊びやノーズワークにも役立つ
やさしい気持ちで続けることで、
犬の表情がどんどん穏やかになっていきます。
【参照元】
・吉田動物病院「犬のしつけの基本」獣医師コラム(2025年5月19日公開)
・INU AND「オスワリとマテをマスターして愛犬との暮らしを快適に」
・イヌトレ「まての必要性と効果的なしつけ方法」トレーナー監修
※本記事は上記の公開情報をもとに、筆者がわかりやすく整理・要約したものです。


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