3.「犬の気持ちを知る5つのサイン」

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犬は言葉を話せませんが、表情やしぐさで気持ちを伝えています。

 

うちの子たち──M・シュナウザーの兄妹犬も、日々の仕草で「嬉しい」「不安」「甘えたい」を教えてくれました。

今回は、うちの子との記憶をもとに、犬の気持ちを理解する5つのサインを紹介します。

犬の気持ちを理解するための5つのサイン

犬は言葉を話せません。けれど、しっぽや目、耳の動きで気持ちを伝えています。

犬の気持ちチェックリスト

あなたのわんちゃんはどうですか。

  1. □ しっぽは高く振っている? → 嬉しいサイン
  2. □ 耳は前に立っている? → 興味津々
  3. □ 白目が見えていない? → 安心している
  4. □ プレイバウしている? → 遊びたい合図
  5. □ 高い声で吠えている? → 嬉しい・期待

1. しっぽの動き

しっぽを大きく振るのは「嬉しい」「安心している」サイン。
逆にしっぽを下げて体を小さくしているときは「不安」や「怖い」と感じています。

 

うちの子も、散歩のときはしっぽを高く振っていましたが、病院ではしっぽを下げて私の足元に隠れていました。

2. 耳の向き

耳が前に立っているときは「興味津々」。
後ろに倒れているときは「緊張」や「服従」の気持ちを表しています。

うちの子は、新しいおもちゃやおやつを見せると、耳をピンと立てていました。
そして、ごはんの前の「待て」「よし」の時は全神経が耳に集まっているかのように、ピクピクしてたのを覚えています。

3. 目の表情

柔らかい目で見つめてくるのは「安心」「信頼」のサイン。
白目が大きく見える「ホエールアイ」は「怖い」「嫌だ」という気持ちです。
うちの子が眠そうに私を見つめるとき、その目に安心が詰まっていました。

4. 体の姿勢

前足を伸ばしてお尻を上げる「プレイバウ」は「遊ぼう!」の合図。
体を丸めて小さくしているときは「不安」や「疲れ」を感じています。

うちの子の場合は、よくプレイバウをして兄犬を遊びにに誘っていました。
兄犬は90%興味なし・・ちょっかい出し過ぎてしかられることもあったね!

 

5. 声のトーン

短く高い声の「ワン!」は「嬉しい」「遊びたい」
低く唸る声は「警戒」や「嫌だ」のサインです。
うちの子は、家族が帰宅すると必ず高い声で「おかえり!」と伝えてくれました。

 

 まとめ:犬の気持ちを知る5つのサインと対応のコツ

犬の気持ちは、言葉ではなく「しぐさ」で伝わります。
また、スキンシップもとても重要で思わぬ病気を発見することもできます。

犬の気持ちを知る5つのサインと対応のコツ
サイン 意味 よくある状況 対応のコツ
しっぽの動き ・高く大きく振る:
嬉しい・安心

・下げる・体を小さくする:不安・怖い
散歩や帰宅時/
病院・知らない場所
嬉しいときは褒める。不安なら距離を取り、静かな環境へ。
耳の向き ・前に立つ:興味・集中
・後ろへ倒れる:緊張・服従
新しいおもちゃ・音/
初対面・叱責後
興味は遊びで発散。
緊張時は圧をかけず、優しく声掛け。
目の表情 ・柔らかい目:
安心・信頼
・白目が見える
(ホエールアイ):
怖い・嫌悪
くつろぎ時間/
触られたくない場面
安心はそのまま静かに。
嫌悪は接触を控え、選択肢を与える。
体の姿勢 ・プレイバウ:
遊びたい合図

・丸まる・硬直:
不安・疲れ
遊びの誘い/
環境変化・来客
遊びは短く楽しく。
不安は休めるスペース確保と段階的慣らし。
声の
トーン
・高い短い吠え:
嬉しい・期待

・低い唸り:警戒・「やめて」のサイン
帰宅直後・遊び前/
資源(餌・おもちゃ)保護
嬉しい吠えは指示で落ち着かせる。
唸りは即中止し距離を取る。

うちの子との暮らしを通して、私は「犬のサインを見逃さないこと」が大切だと学びました。保護犬を迎えるときも、このサインを理解してあげることで、安心できる絆が育まれとると感じています。


4.命を迎えるということ──うちの子が教えてくれたこと

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