7.犬の医療とお金のリアル──うちの子の体験から考える

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犬との暮らしは喜びに満ちていますが、医療費やケア費用は想像以上にかかることも。
うちの子たちとの日々を通して、私は「命を守るにはお金も必要」だと実感しました。

今回は、犬の医療と飼育費用のリアルを、平均データと体験談を交えてご紹介します。

1. 月々の飼育費用の目安

 

 

月々の飼育費用の目安

  • 小型犬:8,000〜15,000円/月
  • 中型犬:12,000〜20,000円/月
  • 大型犬:18,000〜30,000円/月
    ※フード・日用品・トリミング・医療費などを含む
うちの子の場合、あの当時はM・シュナウザーのトリミング代は7,500円程でした。
シュナウザーのトリミングの本・ペット用バリカンを購入してトリミングに挑戦!
コツを覚えれば結構楽しいです。(ペット用バリカンはメーカー品で、当時1万円前後)

2. 医療費の現実

  • 年間平均診療費:70,683円(全犬種平均)
  • ミニチュアシュナウザー:80,651円/年
  • 病院は自由診療のため、手術や入院で10万円以上かかることも
  • うちの子も耳の炎症で通院し、薬代と診察料で約6,000円かかったことがあります。
    ※うちの子はたれ耳だったので蒸れやすく、注意が必要でした。
    耳の内側の毛もバリカンで短くきれいに整えます。

 

3. ペット保険の活用

  • 月額1,000〜3,000円程度で加入可能
  • 通院・入院・手術費用の補助あり
  • 加齢とともに医療費が増えるため、シニア期に備えて早めの加入がおすすめ
うちの子の場合、M・シュナウザー、は糖尿病発症リスクが高く、フードにも気を付けていたのですが残念ながら10歳頃に発症し、毎日自宅でのインスリン注射が始まりました
糖尿病の初期症状は、いつもより水を飲む量と回数が増えることですのでご注意下さい。

 

主要ペット保険の比較(2025年時点・小型犬向け)

保険会社 月額保険料 補償内容 通院・入院・手術の補償率 特徴
アニコム損保 約2,800円 通院・入院・手術 70% 動物病院との提携が多く、窓口精算可能
アイペット損保 約2,500円 通院・入院・手術 50〜70% 通院重視型と手術重視型のプラン選択可
楽天ペット保険 約1,800円 入院・手術(通院はオプション) 50〜70% 保険料が比較的安く、楽天ポイント連携あり

 

✅ 保険加入の判断ポイント(チェックリスト)

  • □ 通院・入院・手術の補償範囲を確認したか
  • □ 年齢による保険料の変化を理解しているか
  • □ 窓口精算が可能かどうかを確認したか
  • □ 自分の犬の体質・病歴に合ったプランか
  • □ 保険料と補償率のバランスを比較したか

 

4. 節約の工夫

  • フードは品質と価格のバランスを見て選ぶ(食事療法が必要な場合を除く)
  • トリミングは自宅ケアで回数を減らす。飼い主さんがお手入れをすることで、スキンシップにもなり信頼関係も築ける。
  • 健康診断と血液検査定期的に受けることで、重症化を防ぎ結果的に費用を抑えられまず

 

血液検査は、フィラリア(犬糸状虫症)、腎不全、糖尿病、甲状腺機能低下症や亢進症、クッシング症候群、ホルモンの異常、膵炎などの病気や、貧血、脱水、炎症など様々な症状を発見するきっかけとなり早期治療に繋がります。

 

5. まとめ:命を守るには、心とお金の準備を

犬との暮らしは愛情とともに「経済的な備え」も必要です。
うちの子たちとの体験を通して、私は「命を守るには心とお金の準備が必要」だと学びました。

保護犬を迎える方にも、医療とお金のリアルを知って安心して準備してほしい──そんな思いでこの記事を書きました。


8.うちの子がくれたもの──感情の変化と気づき

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